2005

Wearable Synthesis

本研究のコンセプトは衣服をモジュールとして捉えることです。 入力と処理と出力の機能を衣服に埋め込むことで、衣服の新しい可能性を探るものです。 まず、人の体温を色の変化で表す衣服をつくりました。 インプットである体温は温度センサを通して入力され、PICマイコンによって処理されています。

Our concept is based on the perception of clothing as a module. This clothing has both input and output. Say, we have an inner wear that senses the body temperature and changes its color. In this case, body temperature is input through a temperature sensor and processed by microcon-trollers.

一つのモジュールの出力が他のモジュールの入力になることにより、ぞれぞれのリンケージが築かれます。 インナーが出力する光をインプットするアウターなど、他の装身具を取り入れ、繋げることによって「情報のコーディネート」を設立することができます。 アクセサリー、バッグ、帽子などもモジュールとして取り入れられるエフェクターだと考えられます。

Here, by assuming the output of a module as the input of another module, linkage between two modules is realized. By connecting another fashion item, for example outer wear, that inputs the light output from the inner wear, “the coordination of information” can be established. Effectors, for example accessories, hats and bags, can be also thought that amplifies the output of a module.

このコンセプトモデルはアナログシンセサイザーよく似ています。 アナログシンセサイザーでユーザーはVCA、VCO、VCFの3つのモジュールを 接続し調節することによって、無限にオリジナルの音を作り上げあることができます。 個々のモジュールを接続することによりオリジナルなファッション表現を可能にする という意味を込めて、このコンセプトを「ウェアラブル・シンセシス」と名づけました。

This conceptual model is similar to the analog synthesizer. In analog synthesizer, users can generate infinite original sound by connecting and tuning three modules, VCA, VCO and VCF. We have named our model “Wearable Synthesis” in the meaning of enabling original fashion expression by combining individual fashion items.

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  • wearable synthesis 003

PUBLICATION

- ACM SIGGRAPH Cyberfashion Show 2005.

- IEEE ISWC Fashion Show 2005.

- 脇田玲, 丹治基浩, 渋谷みどり, 北田荘平, 内山博子, 稲蔭正彦、ファッションにおけるウェアラビリティを考慮した衣服構造、情報処理学会ヒューマンインターフェイス第115回研究会、2005.

- 脇田玲, 丹治基浩, 北田荘平, 渋谷みどり, 内山博子, 稲蔭正彦、Wearable Synthesis : ウェアラブルファッションにおけるコーディネーションフレームワーク、情報処理学会ヒューマンインターフェイス第114回研究会、2005.

- 脇田玲, コンピューティングのアナロジーに基づく衣服のデザイン, 日本デザイン学会第53回研究発表大会.

- 予感研究所 - アート+テクノロジー+エンターテイメント 325人の研究者たちの予感, 2006年5月3日-7日.

- 脇田玲, "目的は適度にあやふやに-創発のためのメディアデザイン", 國領(編), 創発する社会, 日経BP社

DESIGN TEAM

Motohiro Tanji, Sohei Kitada, Midori Shibutani, Masahiko Inakage, Hiroko Uchiyama, Akira Wakita

丹治 基浩, 北田 荘平, 渋谷 みどり,稲陰 正彦, 内山 博子, 脇田 玲